2009年10月26日

imageは「風の谷のナウシカ」----LUKUSA石鹸ネロリ復活♪

お気に入り、というよりも、敏感肌のわたしにとって、必須のLUKUSA。
http://www.lukusa.net/jp/
そのLUKUSAからネロリ石鹸が復活して登場♪

以下、店長の内村さんのこの石鹸のイメージを、Twitterのpostから引用:
店長がネロリ石鹸でイメージしたのは、風の谷のナウシカ。腐海の奥底に清浄な水と空気を見つけた場面です。グリーンな香りの彼方に、蜜柑の花の甘さがひそむ。他にはない存在感。王蟲の如く不可思議なネロリの香りです。


さらに、LUKUSAでは、2009年10月31日まで、「LUKUSANO店長をフォローして、プチ石鹸をゲットしよう! キャンペーン」も開催中。

LUKUSA石鹸に興味がある方は、この機会にぜひ!

「風の谷のナウシカ」といえば、わたしにとっては、英語版のナウシカがしっくりくるのと、imageとしては、坂本龍一+嶺川貴子version (『細野晴臣トリビュート・アルバム』3曲目収録のversionが、LUKUSAのネロリ石鹸にはぴったりな感じがする。
坂本龍一+嶺川貴子versionのナウシカは、清楚で凛としていて、彼女が飛ぶときには、爽やかな緑の風が立つ感じがするからだ。
以下、坂本龍一 × 細野晴臣

『細野晴臣トリビュート・アルバム』を語り尽くす(3)(Web Openers----talksakamoto)から引用:
──DISC 1
03.「風の谷のナウシカ」 坂本龍一 + 嶺川貴子

細野 いいなあ、このアレンジだったら、きっと宮崎さんも気に入ったんだろうなあ(笑)。

坂本 嶺川さんの声、可愛いですよね。もう何年も歌っていなかったんでしょうけど。

細野 彼女は以前、この曲をカバーしていたんだよね、全然違うアレンジで。このアレンジで、この曲は決まりだね。やっと落ち着いた。


既にこの「復活ネロリ石鹸」注文済みなので、届くのが今からとても楽しみ♪

・関連記事
坂本龍一 × 細野晴臣

『細野晴臣トリビュート・アルバム』を語り尽くす(3)(Web Openers----talksakamoto)
http://openers.jp/culture/sakamoto_ryuichi/sakamoto_ryuichi0013.html

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Nausicaa Trailer

posted by yoshikoskz at 16:44| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

100万人のCandle Night@夏至2009 2日目

100万人のCandle Night@夏至2009 2日目は、昨日のcandlesに加えてこう1個candleを増やしてみた。
星が浮き出るcandle holderに入っているのが増えた分。

(Clickで拡大)

candlenight 062109.jpg



Candle Night2日目が、20分ほどで終了するという頃、友人からのメールで、恩師というほどではないが、講義をいくつか受講したことがある教授の訃報を知る。

メールで訃報を知ることは当たり前になっているが、Internetがない大学生当時、訃報をメールで知るという概念そのものがなかった。
そんなことを思いながら、Candleの炎を見つめていたら、学生だった頃のことが次々と思い出され、気がついたら、午後11時近くになっていたのだった。
ラベル:candlenight 2009 eco
posted by yoshikoskz at 00:09| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

100万人のCandle night 2009@夏至 初日

今日、2009年6月20から「100万人のCandle Night@夏至2009」が始まった。

http://www.candle-night.org/jp/index.html (in Japanese)
http://www.candle-night.org/english/ (in Englsh)

初日のmainのcandleは、commmonsmartで購入した、坂本龍一のmessage入りのこちら。
(Clickで拡大)

candlenight062009_1.jpg

こんな感じで点していた。

(clickで拡大)
candlenight062009_2.jpg

左右にある小さいcandlesは去年も使った、蟹(向かって左)とpenguinのjelly-candle

このBlogの左sideberに英語版のcandle nightのBlog Partsを貼ってみました。



Candle Nightのおかげで、この日のために素敵なcandlesを選ぼうという気持ちや、深く静かにものごとを考える時間が増えた。
実は、夏至や冬至だけではなく、気が向くと、(たいていは週末)「一人で勝手にCandle Night」を実行する回数が年々増えているのである(^^ゞ
ラベル:CANDLE NIGHT eco
posted by yoshikoskz at 00:20| パリ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2007年05月05日

strawberry kiss (2)

calibrachoa050507_1.jpg

今朝は、2、3個しか咲いていなかったのに

calibrachoa050507_2.jpg

さきほど、朝干した洗濯物を取り込もうとベランダへ行ったら、こんなに咲いて、葉もどんどん外側に向かって延び、新しい蕾も続々育っている。

>思いきり手塩にかけて、ピンクの花をいっぱい咲かせるんだ♪

植え替えただけで、このときは、苗の土がいい土だったので、プランターの土には肥料を入れず、水を遣っていただけ。まだ、全然、わたしは手塩にかけていないのに、可愛く咲いた。

苗になるまで、手塩にかけて育ててくださった方に感謝。
posted by yoshikoskz at 12:23| パリ | Comment(4) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

strawberry kiss (1)

calibrachoa01.jpg

花言葉にあまり興味がなかったのだけれども、3年くらい前に雑誌で
Caliblachoa
http://nagaraengei.com/mt/archives/2005/06/post_65.html
の花言葉が、

あなたといると心が和みます

だと知って以来、ハーブだけではなく、狭いベランダのプランターでこの花を育てようかしら、と、思いながら。。。。。
これまで、3月末くらいになると、近所の花屋の店先で、苗についている咲いたときの花の写真のポップを眺めては、


白は、ちょっぴり寂しげ、黄色は、なんとなくありきたり、赤は、意外に濃くて気が強そう、うーん。

と、育てたい苗に出会えず。。。。。。

ところが、今年は、違った。
4月のはじめに、以前、購入したことがあるネットの園芸ショップから、HTML形式のnewsletterが届き、今年の新色の淡いピンクで、名前が「ストロベリー・キス」というCalibrachoaの苗を発見。商品写真を見て、

これこれこれ!!!
わたしのベランダには、ピンクの花でなくっちゃ♪
名前もぴったりだわ♪

と一目惚れ。

10年くらい花を育てていないので、少し自信がないこともあり、2個あるうちの小さいほうのプランターに植えようと、一株だけこの苗を購入したのだった。

ここのところ天気がよかったせい、というか

春を通り越していっきに夏!

みたいな暑さが続いたから、South America nativeなCaliblachoaさん、

わたしの季節だわ!

と嬉しくなったようで、3日前から黄色い小さな蕾が出現しはじめた。植え替えてから、きょうで、5日目、(前の週に蒔いた、バジルの種の発芽は、まだなのに)すごく元気。

花になっていない、黄色の小さな蕾を眺めるだけでも、愛おしくなって

あなたといると心が和みます

という花言葉が、この花に付けられた理由がわかる。

苗に付属の「育て方」によると、植え替えから2-3週間目から、約2000倍に薄めた液肥を週1回以上与えること、と、書いてあるので、今から液肥をせっせと作って遣るのが楽しみ。

思いきり手塩にかけて、ピンクの花をいっぱい咲かせるんだ♪
posted by yoshikoskz at 15:58| パリ | Comment(0) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2006年03月18日

香りの記憶、味の記憶

開封して10日以上経過。全身洗浄に使っているので、かなり減ってしまったけど、愛しの湯玉さんのコメント欄に書いた、「おまけ」石鹸というのは、これ。

soap1.jpg

この石鹸の開封したときは、一瞬、

ごま豆腐?!

と、思ったけど、間違いなく石鹸。名前は、MASACO charcoal。限定販売品の「おまけ」なので、これ1個だけしか持っていないのに、包装紙に包まれているときからいい香り(それでも、5日我慢したのだけれど)で誘惑に勝てず。。。。。

使ったことがない石鹸を試すときには、洗髪がOKかどうかで判断するのだが、(頭皮に刺激を感じる石鹸は、顔や体に使えない)これは、もう、泡立てたときから星5つ。真っ白い無添加石鹸もいいのだけれど、ちょっとゴージャスな気分になりたいときは、NUIがこの国では買えなくなってしまってからは、MASACOなのだ。



ヒバの香りは、遠い記憶を呼び覚ますけれど、味覚といえば、これ。しば漬け。
jpick.jpg

わたしは、生まれた時から命が危険にさらされていて、小児科の主治医に

「小学校に入学するまで持つかどうか。。。」

と、言われていたらしい。

なので、無事、幼稚園を卒園した春休み、「卒園旅行」に京都&奈良へ旅行に行った。そのとき、宿泊したホテルの朝食に出てきたのが、しば漬けだった。当時は、食が細いというよりは、そのときの気分で食べたり食べなかったりで、好きなもに出会うと、俄然食べだす子供。

こんなおいしいものがあるのか!

と、子供心に思った最初は、しば漬けの「みょうが」だった記憶。もちろん、今でも、茄子やきゅうりも好きだけど、みょうがが一番好き。

しば漬け、梅干し、海苔といった食材は、わたしにとっては、毎日食べたいとは思わないけれども、ときどき、無性に食べたくなるという類いのもの。残念ながら、写真のものは本場京都のしば漬けではないのだけれど、使っている野菜は無農薬、保存料も無添加。

明日の朝食に食べる予定。

posted by yoshikoskz at 23:37| パリ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

手作りの快楽に浸る

木曜日深夜から、徐々に進行していたのだった。

『Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2005』のテレビ放送を録画しつつ、テレビもつけ、台所で2時発酵(4時間)を終えたパン生地をオーブンに入れる。修理して元気になったガスコンロ(大)の上には直径22センチの鍋が置かれている。パン種を培養するための容器その他を煮沸消毒するためのお湯を沸かしているのだ。

今回は1斤のパン型に入れてたが、この場合は、オーブンを180度で余熱後、霧吹きで庫内に霧吹き、160度10分、170度10分、180度15分という温度と焼き時間がわたしの好みのパンになる。

160度10分が終了したとき、コンロの上の鍋のお湯の温度が80度になったので、専用のハンドルを使って、ビンを静かに入れ、次にガラス蓋とパッキングを入れて弱火で5分。滅菌ガーゼを広げた上に容器の口を下にして置き、つぎに蓋、パッキングの順で置き、冷めるのを待つ。

ヨーグルトと同じで、パン種も繋ぐことができるが、わたしは夏でも冬でも繋ぐのは2回程度で新しい種をつくる。今回は、その新しい種作り。ボウルに全粒粉と酵母エキス1:1を入れて、よく、捏ねる。

ちょうど、もうちょっとで捏ね終わるというとき、ビデオ・デッキに住んでいるらしいお姉さんが

「録画できるビデオテープを入れてください!」

と叫んだ。

手に粉がついているので、それを洗ってビデオ・デッキの前にやってきて録画時間一杯になったテープを引き抜こうとした瞬間にも、ダメ押しでビデオ・デッキに住んでいるらしいお姉さんに、

「録画できるビデオ・テープを入れてください!」

と、叫ばれてしまう。

『Tibetan Dance』を弾く、教授の美しい指が画面に写っていなかったら、ビデオの電源を、即、抜いていただろう。購入後にマニュアルを見ながら、設定をしてはじめて、このビデオ・デッキにおしゃべりでおせっかいなお姉さんが住んでいることがわかったが、正直、煩い。

新しいビデオテープに交換し、台所に戻って、パン種をもうひと捏ね。熱が取れた煮沸消毒済み容器に入れて保管。そのとき、酵母エキスが、次回パン種を作るには少な過ぎるのと、酵母エキスをつくるためのレーズンが1粒もないことに気がつく。

しかし、あと5時間足らずで野菜が届く。その中に林檎があれば、これで酵母エキスがつくれる!

と楽観。このとき、ちょうど、オーブンのパンが焼きあがり。パン型から取りだしたところで、『Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2005』も終了。

わたしも、眠ることにした。



野菜が届いたのは午前7時7分。野菜箱を開けると、大きな林檎(説明書きによると「ふじ」)が2個!

やった!久々に大当たりじゃん。こうなったら、やることはただひとつ!!手作りの快楽に浸ってしまおう、と朝から気分がいいのだが、ちょっと頭痛。

朝があっという間に、夕方になり。。。。。

パン種を保存しているのと同じメーカーの同じ容量の容器を同じように煮沸消毒。林檎1個分を皮付きのままみじん切りにして容器に入れ、はちみつ大さじ1と30度のぬるま湯を林檎がひたひたになるくらい入れて蓋を閉めて保管。遅くも7日で林檎酵母エキスができる。

さて、もう1つの林檎も大きい。実のところ4週連続で林檎が1個づつ届いていた。先週までの林檎は小さめだったので生食で2日で完食したが、生食は流石に飽きたので、赤ワイン漬けのレーズンと一緒に煮ることにした。皮を剥いてできるだけ薄くスライス。これに、はちみつ大さじ2、赤ワイン漬けのレーズン大さじ2、レモン汁小さじ1を入れ、小さい方のコンロで弱火にかける。

そして、大きなサツマイモも届いたので、(これも実は大当たりだったのだが)2005年2月14日『30分でつくってみました』で作ったものと同じものを、やはり30分でつくり。これが、でき上がって10分後、煮林檎が完成間近状態なので、また、鍋でお湯を沸かして、空き瓶を煮沸消毒。煮上がった林檎と瓶の熱が取れるのがほとんど同時のタイミング。空き瓶に煮た林檎を入れる。400g程度なので脱気まではしなかった(脱気すると1年保存可能)。

さらに、月曜日からの時折感じる頭痛は一般的には、「風邪の初期症状」と言われるものかもしれないと思ったら、水餃子無性に食べたくなる。もちろん、皮も具も自分でつくってしまおう。

強力粉220gと熱湯150cc、塩小さじ3/4を加えて、菜箸でかき回してまとめ、冷めたら、15分こねて丸めて40分ほど休ませる。休ませている時間を使って具を作る。長ねぎのみじん切り、グリーンセロリの葉のみじん切り、牛ひき肉、各50g程度。味付けは、赤ワイン、醤油、サラダオイル各少々を加えて、よく捏ねる。

捏ね終わったところで、タイマーが鳴ったので、寝かせた生地を、ボウルから取りだし、まず、3等分にして、細長く棒状に延す。これを、1本あたり10等分に切る。打ち粉(かたくり粉)をしたまな板に切り分けた生地を並べて、最初、手で軽く潰してから麺棒で縁の部分を薄く延しながら円形にすれば、皮完成。

水餃子は好きだけれど、流石に1度に30個食べるのは無理なので、今回食べる分10枚分に具を入れて包む。つくった人ならわかると思うのだが、手作りの皮は弾力があるので包み易いのだ。それに、4週間くらい冷凍庫で保存しても、出来上がりの食感が落ちない。という訳で、残りの皮は冷凍庫へ。

茹で上がった餃子は、グリーンセロリの茎と人参入りのスープに、お酢をたっぷり入れたものに入れて食べた。3個くらい食べたところで、お腹から体全体がほかほか。頭痛も消えた。

わたしは、手作りが好きな性分らしい、っていうほどのこともしてないけど、それでも、やっぱりね。

それから、長ねぎのみじん切り、グリーンセロリの葉のみじん切り、牛ひき肉という組合わせの具、初挑戦の具だったのだが、予想通りおいしかった。


posted by yoshikoskz at 18:09| パリ ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする

2006年02月10日

「本日の目玉商品ティッシュ5個1パック198円!」の恐怖

月曜日、ガスコンロ工事が終わった後に、ティッシュペーパーの買い置きがないのに気がつく。

ウチから目と鼻の先の、以前は将棋関連の事務所で長らく空き店舗だった場所に、フランチャイズ系のドラッグストアができたのは、昨年12月はじめ。でも、その新しいドラッグストアから50メートルと離れていない場所に、もう1軒、別のフランチャイズ系ドラッグストアがある。残りわずかになったティッシュペーパーはこちらの店で11月に購入したものだった。

以前からあるドラッグストアは、月曜日が定休日。ということで、新しくできた方のドラッグストアへ行くと、入り口の前に大きな段ボールが3つ。それぞれに、「超特価 ラップ1個105円!」「本日の目玉商品ティッシュ5個1パック198円!」「今月のお買い得商品大盛りカップラーメンどれでも1個105円」と書かれたポップがついており、すべての商品が「山」になっている。特に、カップラーメンの「山」は、蛍光色のオレンジ、グリーン、赤がいっしょくたになった「山」なので、視界に入った瞬間、

「わたしはいったいどこに来たの?」

と、錯覚。なんだか頭痛まで。。。

気を取り直して、「本日の目玉商品ティッシュ5個1パック198円!」の「山」から1個取り、

「綿棒も残り少なかったはず。。。」

と思い出したので「本日の目玉商品ディッシュ5個1パック198円!」を持って自動ドアから店内へ入り、そのままブルーの買い物カゴを持ってぐるっと店内を一回り。こういうタイプの店は入るのが初めてなのだが、薬店+コンビニ+100円ショップ÷1.2みたいなお店なんですね。

缶ビールや安いワインまで置いてある。まだ、「開店記念セール中」らしく、かなりの商品が105円。驚いたのは、「発芽玄米天然酵母入りパン」全品100円の棚。「発芽玄米天然酵母入り」っていうところが、クセ物。現在では「アイスクリーム」「アイスミルク」は、乳脂肪含有率で表示が違うが、天然酵母パンが一種のブームになったのは、この5年くらい。だから、天然酵母が0.00001パーセント入っていれば、とにかく入ってさえいれば、「発芽玄米天然酵母入り」になるんだろう。その程度の商品じゃないと、こういう店で1個100円の値札は付けることができないはず。

店内の張り紙には、「1回のお買い上げ500円以上から100円にるき1ポイントつくカード会員は、さらにお得」とあるけれど、わたしの場合、この種の店で1回500円のお買い上げは、至難の業。こういうカードには全く縁がない。今回も、買ったのは「本日の目玉商品ディッシュ5個1パック198円!」と綿棒200本入り105円のみ。

帰宅してからも、「今月のお買い得商品大盛りカップラーメンどれでも1個105円」の「山」が、ちらついて困った。

「あれは、果たして、食べ物と呼べるのだろうか?」

そんなことを考えながら、テレビのニュースをつけたら、トリノの町の様子と、お菓子屋さんの映像が出てきた。そういえば、もうすぐ、オリンピック。オリンピックにはあまり興味がないけれど、トリノの町並みや、食べ物には興味がある。確実なのは、蛍光色プラスティックカップ入りインスタントラーメンを店頭に置く店は、トリノには絶対存在しないということ。テレビに映ったチョコレートケーキは、見るからにおいしそうで、「本物」という感じだった。

しかし、その後の司会者のコメントには、がっかり。。。

「ハレンタイン・デーということもあり、東京にある○○デパートでは、トリノから直輸入のチョコレートを独占的に販売しているそうです。」


「食育」だなんだと言っても、結局、高くても安くても、本物でも偽物でも、そんなことは関係なくて、究極的には、食べ物を「お金」で買って食べればそれでいいという思考法の持ち主が、この国では多数派、そういう人たちが好む言葉で言えば、「普通」なのね。。。

と、呟きながらテーブルの上に置いた、元気に膨らんでいるパンの中種が入った容器を見たのだった。
posted by yoshikoskz at 22:00| パリ | Comment(0) | TrackBack(1) | slow life | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

Parmigano Reggianoの快楽

Vedeo Artistの先駆者、Nam Jun Paikの訃報を知ったのは、1月30日の夕方だった。

坂本龍一のアルバム『音楽図鑑(完璧盤)』



の9曲目に収められている 「A Tribute to N.J.P」に、彼の声がfeatureされていることは書くまでもないが、この曲と『村上龍料理小説集』


の短編Subject 20が、強く結びついてしまっていて、「A Tribute to N.J.P」と『村上龍料理小説集』Subject 20という短編を、ひそかに共通題名「ひそやかなざわめき」と呼ぶようになって久しい。


Subject 20に登場する、現実の「音」に絶望し、ヘッド・セットを片時も離せない老音楽家は、トリュフを丸ごと食べた経験を持つ。

10年以上前だと思うが、たまたま見たテレビのグルメ的旅行番組で、フランスのトリュフで有名な町を訪れたある女優が、生のスライスしたトリュフとParmigano Reggianoをたっぷりかけただけのパスタを食べていた。村上龍の小説の言葉を借りるなら、まさにそのパスタは、「飢餓感と至福を次々に生み出す」食べ物に見えた。

一人暮しを始めて1ヶ月後、わたしは、スーパーでよくパスタコーナーにパスタソースと一緒に置いてある「粉チーズ」は、不味く、量が少ないのに割り高であることを悟り、輸入食材が充実した別のスーパーのチーズコーナーで、Parmigano Reggianoの一番小さな塊の価格と、チーズおろしの値段を調べた結果、2つとも即買い。以来、定期的にParmigano Reggianoを塊で買うようになった。

Nam Jun Paikの訃報を知ったとき、無性に、買いたてのParmigano Reggianoの塊を包丁で切って食べたくなった。Parmigano Reggianoは、最低でも24ヶ月熟成させるチーズ。その美味しさは「時間」が作りだすものだと知っている人たちが、昔から作り続けているチーズだから、「何か」を感じたとき、わたしは、これを食べたくなるのだろう。

きょうの夕方、やっと、この塊約100gを購入。ちょうど、お腹が空いてきた頃だったので帰宅後すぐ開封。Parmigano Reggianoの香りが、またたくまに周囲に漂う。これを包丁で細切りにして、海苔を巻いて食べる。その美味しさに、急遽夕食のメニューをポテトグラタンに変更。このグラタンに、今度は、チーズおろしでParmigano Reggianoをおろしながらかける。細かい粒子のようになり、はらはらとグラタン皿に落ちていくParmigano Reggianoは、これから先、わたしが得るもの、失うものの象徴であるかのようだった。




posted by yoshikoskz at 00:16| パリ 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | slow life | 更新情報をチェックする